短所は長所にもなり得る

人には、それぞれ「得意なこと」と「苦手なこと」があります。

たとえば、動きがゆっくりな人もいれば、
いつもテキパキ動く人もいます。

集中が長く続く人もいれば、
すぐに飽きちゃう人もいますよね。

でも、ここで大事なのは、
「どちらが良くて、どちらが悪い」
ということではない、ということです。

たとえば、考えるのがゆっくりな人は、
じっくりていねいに問題を解くのが得意です。

一方で、動きが早い人は、
短い時間でたくさんの問題をこなせるかもしれません。

自分の性格や特徴をよく知っていれば、工夫することができます。

たとえば、テストでいつも時間が足りなくなる人は、
「ちょっと早めに解く」ことを意識してみるといいかもしれません。

逆に、うっかりミスが多い人は、
「解き終わったら見直しをする」ことを習慣にすると
ミスが減ります。

完ぺきな人なんていません。

だから、自分の短所を責めるのではなく、
「自分の特徴とどうやってうまくつき合っていくか」
が大切なんです。

自分のことをよく知ることが、
成長への大きな一歩です。

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