覚えるということは私も好きではありません。
ただ何かを勉強しようと思ったら、どうしても覚えることが必要になってきます。
なぜ覚えることが必要かというと、考えるためには、その基盤となる知識が必要だからです。
例えば足し算がわからなければ、掛け算を学ぶことはできません。
2+2+2=6ということがわかっているからこそ、2×3=6が理解できるのです。
そして掛け算がわかっているからこそ、割り算やより複雑な問題が理解できるようになるのです。
医者になりたければ、体の仕組みや構造のことを最低限理解している必要がありますし、
美容師になりたければはさみの持ち方や使い方、髪質によってどんな特徴が現れるかなど、わかっている必要があります。
何かを理解するためには、それ相応の知識が必要なのです。
つまり、覚えることは自分の考えるための道具をたくさん増やすことにつながります。
知識を増やすことで自分の考えられる幅が広がっていきます。
人は自分の知らないことを選択することはできないため、
知識があればあるほど、選択肢を増やすことが可能です。
ただ覚えるのではなく、覚えた先に繋がる未来がある。
そういったことを理解し、
前向きに勉強に取り組んでいきましょう!