やる気を保つためのモチベーションアップ術3選

勉強のやる気がなかなか出ない…そんな悩みを持つ人も多いのでは?
モチベーションを高く保つと聞けば、根性論のようにも思えます。
しかし、ここにも確かな技術が存在するのです。

オリンピック選手にだってモチベーションを保つのは簡単なことではありません。

どんな人間にだって、気持ちの波がある以上、モチベーションを保つことは難しいのです。

でも、それをうまくコントロールしている人たちがいます。モチベーションを保つにはちょっとしたコツがあるのです。

トップアスリート達も実践する、モチベーションをアップの方法を今回は3つに絞ってお送りします。

1. 短期目標を設定する

「1ヶ月で何を達成するか」といった大きな目標よりも、「今日中に単元を1つ終わらせる」などの短期目標を設定することで、達成感を感じやすくなり、次のやる気につながります。まずは大きな目標を一つ決め、そこから逆算して、今何をするべきか、今日この1日をどうするべきかを考えてみましょう。そうすることで、自然と何をすればいいのか答えが見えてきます。

2. ご褒美制度を取り入れる

目標を達成したら、自分に小さなご褒美を与えるのも一つの方法です。お気に入りのスイーツを食べたり、好きなゲームを少しだけプレイするなど、自分を褒めてあげましょう。そしてそれを行うとき、必ず時間や数などの制限を決めましょう。ゲームであれば15分だけ。お菓子であれば1つだけ。のように、自分で制限を決めるのです。
なぜかというと、制限を設けずご褒美の方ばかりに気が散り、次にやるべきことに取り掛かれなくなるのを防ぐためです。

せっかく設けたご褒美にとらわれ、ゲームで1日を無駄にしてしまってはどうしようもありません。

ご褒美を決めるときは、明確な制限を決めておきましょう。

3. 環境を整える

勉強する場所を整理整頓し、集中できる環境を整えることも重要です。静かな場所で、スマートフォンなどの誘惑を遠ざけることで、自然と勉強に集中できるようになります。

ある実験では、3つのグループに計算テストをさせ、得点の違いにどう影響が出るかを調査しました。
①スマホが机の上にあるグループ
②ポケットの中に入っているグループ 
③スマホをカバンの中にしまったグループ

の3つです。(各グループ学力的な差は大きくありません。)

もちろん、①のグループが勉強に集中できず点数はあまりよくありませんでした。
面白いことに②のグループにも同じような結果がでたのです。

スマホがポケットの中にあるため、視界には入っていないにも関わらずスマホがあることに気を取られ、点数が伸びませんでした。

気が散るものはできるだけ、机から遠ざけ、集中して勉強できる環境を作ることが望ましいです。

いかに気をそらさず勉強に取り組むことができるか?
それにはちょっとした工夫が役立ちます。

なかなか学校以外で勉強がはかどらない生徒は、ぜひ今日の内容を参考にしてみてください。

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