英語の勉強をしていると、
「教科書では習ったけど、実際にはあまり使わない」
「逆に、ネイティブがよく使うのに学校では教えてくれなかった」
という場面がたくさんあります。
今回はその中でも、今日からすぐに使える“リアル英語” をわかりやすく紹介します。
目次
■ ① “I’m fine.” だけじゃない!自然なあいさつ
学校では
How are you? → I’m fine, thank you. And you?
と習いますが、ネイティブはほぼ使いません。
代わりに使うのは…
- I’m good.(元気だよ)
- Pretty good.(まあまあいい感じ)
- Not bad.(悪くないよ)
- Could be better.(まぁ…もっと良くてもいいけどね)
どれも自然でよく使われる返し方です。
■ ② 「わからない」を丁寧に言いたいとき
I don’t know. は失礼に聞こえることがあります。
もっと柔らかい表現は…
- I’m not sure.(ちょっと自信がない)
- Let me think.(考えさせて)
- I’m not familiar with that.(あまり詳しくない)
相手との距離を縮めたいときに便利です。
■ ③ 「疲れた…」の英語は一つじゃない
学校では I’m tired. と習いますが、ニュアンス別の表現が豊富です。
- I’m exhausted.(ヘトヘト…限界)
- I’m worn out.(使い古されたように疲れた)
- I’m drained.(気力が抜けるほど疲れた)
気分に合わせて使い分けると英語が一気にリアルに。
■ ④ 「なるほど!」をネイティブっぽく
“なるほど” は意外と習わない表現。
- I see.(そういうことね)
- Got it.(了解、分かった)
- That makes sense.(確かに、その通りだ)
相手の話を理解した時に自然に使える表現です。
■ ⑤ 「これ、やばい」を英語にすると?
“やばい” は日本語でも万能ですが、英語では文脈に応じて言い換えます。
悪い意味:
- This is bad.(まずい…)
- I’m in trouble.(やばいことになった)
良い意味:
- This is awesome!(最高!)
- That’s crazy!(やばい、すごい!)
感情の方向で使い分けるのがポイント。
■ ⑥ 「微妙…」の英語はこれ!
日本語の「微妙」は英語には直訳がありません。
- Not really.(そうでもないかな…)
- So-so.(まあまあ)
- I’m not a big fan.(あまり好きじゃない)
“嫌いと言い切りたくない時” に大活躍します。
■ まとめ:学校英語は土台。そこからが本当の英語の世界
学校で習う英語は文法・基礎力をつけるには最強です。
でも、実際に使われる英語はもっと柔らかく、もっと多彩。
日常でよく使う表現を知ると、英語がいっきに楽しくなるはずです。


