勝負の世界に生きている人は
結果が全てです。
サッカーで言えば、
ゴールを決めればヒーローになれますし
失点に絡めばファンから罵声を浴びせられます。
毎試合の結果が人生を大きく左右する。
結果にコミットすることは
勝負の世界で大切なこと。
しかし、
結果に執着してはいけません。
結果ばかりにこだわっていては
望む結果を手に入れることが
より難しくなるでしょう。
結果に執着する人の多くは
「こうならなければいけない」という
願望に囚われてしまいます。
その思いが強ければ強いほど
現実が思う通りに進まない時に
大きなストレスや不安を抱えるのです。
このような負の感情は
あなたをゴールから遠ざけていきます。
叶うはずだった願いすら
自ら諦めてしまうという最悪の結果を生むのです。
結果はコントロールできません。
コントロールできるのはその過程です。
大切なのは試合の前。
試合のその日までに何をしたかが重要なのです。
何かを得ようとすれば
そこには期待と不安が常につきまといます。
それらは心に雲をかけ
見えるはずのものも見えなくなってしまう。
最も大事なのは
「今この瞬間」に集中すること。
今できることを積み重ねていくことです。
結果を手放すというのは、
諦めることではありません。
執着せず、最善を尽くすことに集中する
ということです。
たとえば、あなたが種まきをするとしましょう。
丁寧に土をたがやし、タネを植え、毎日水をやり続ければ、
きっといずれ実がなることでしょう。
収穫の時期や実の完成度はわかりませんが、
丁寧に水をあげ続けることでいずれ収穫することができます。
逆に、完璧を求めるあまり、
毎日ちゃんと育っているか?と不安にかられ
畑を掘り起こしていては
実がなるどころか根すらもまともに育たないまま
終わってしまいます。
結果に執着し
自分を見失うというのは
これだけ怖いことなのです。
毎日をどれだけ丁寧に生きているか、
その継続がすてきな人生をつくります。
今日1日を丁寧に生きること。
それが願いを叶える上で
とても大切なことなのです。