何か新しいことを始めたり
新しい何かを学んだりする時、
一人で何もかもやろうとする必要はありません。
世の中にはすでにあなたと同じ経験をしたことがある人や
それを成し遂げた人がいるからです。
プロサッカー選手になりたいのなら
プロサッカー選手になったことがある人に話を聞くこと。
医者になりたいのなら
医者になったことがある人に話を聞くこと。
それが早く成長するカギとなります。
プロサッカー選手になりたいのに
サッカーをやったことがない人に相談しても
それは説得力のある答えにはならないでしょう。
ボールの蹴り方やトラップの仕方、
ポジショニングの位置など、
すでによくわかっていて経験がある人に聞くことが重要です。
なんでも自分でやらなければ気が済まないという人は
靴ひもを初めて結ぶことを考えてみてください。
あなたは初めて靴ひもがある靴を手に入れ、
目の前にはまだ結ばれていないひもがあります。
やり方をわからないまま自分の直感だけで結んでいたら、
きれいなちょうちょう結びを作るのにどのくらいの時間がかかるでしょうか?
誰かに教えてもらえば一瞬でわかることも、
自分一人の力ではたくさんの時間がかかってしまいます。
これが靴ひものような単純なものではなく、
シュートの仕方ならどうでしょう?
靴ひものように単純にはいきません。
手の位置、助走の取り方、軸足の角度など
様々なことが絡み合っています。
シュートの形をいろいろ試そうと思えば無限に試せることがあるのです。
そんな中で答えを見つけていくのは至難の業。
だからこそ、上達したいときは知っている人に聞くことが一番。
これは靴ひもを結ぶという単純なことから、受験勉強のような複雑なことであっても同じです。
わからないときに、
わからないことをしっかりと聞けることが大切なのです。